予知のメカニズムと神

2011.09.03

もし超常現象的な予知ということが出来るとするなら、それはどのようなメカニズムで可能なのか?予知能力者、予言者と呼ばれる人たちは一体何を見ているのであろう?現代のいろいろな方面の科学や、様々な宗教的な考えを統合していくと次のようなモデルもあり得るのではないだろうか。

時間の流れと意識の移動

上記の図は、時間が流れると共に意識も移動していくことを示した図である。ここで大事なことは、A,B,C,Dはそれぞれが別の宇宙であり、通常の意識は同時にひとつの宇宙にしか留まることは出来ない。A,B,C,Dはそれぞれが少しずつ異なる世界となっているパラレルワールドである。なお、図では4つまでの宇宙しかないが、実際には時間と同じように無数あるいは無限にある。そしてA,B,C,D…それぞれの未来はすでに決まってしまっている

線だとイメージしづらいかもしれないので、面にしたイメージが上の図だ。この重なり合う面(膜)の概念はブレーンワールドと呼ばれるモデルである。実際は面でもなく三次元の立体の中を意識が時間とともに移動していくことになる。さらに、意識の移動は隣り合った宇宙を行き来してジグザグに進んでいく。

さて、その意識の方向を決めているものは何だろうか?

ここで紹介したいのがジョセフ・マーフィーである。マーフィーによれば、人間は何でも自分の思うとおりになれると言う。イメージすればそれが叶うのだという。「いや、いつも思っているけど全く叶わない」と反論する人がいるかもしれないが、それは心の奥底で「やっぱりダメなんじゃないか?」「うまくいかないんじゃないか」と思っているからなのだ。スポーツなどのイメージトレーニングの効果は広く知られているではないか。

こう考えると、人の意識というものは未来の結果と密接に結びついているように見える。人が思うことで未来は変えられるのだ。そして意識の方向性を決めているのは意識自身である。各宇宙で未来は決まってしまっているが、意識がパラレルワールドを移動することで未来が変わるのである。

次に、予知はどういったときに起こるかであるが、

例えば、図のように時間軸が曲がりくねっている場合に、未来の部分が近づき見えてしまうということは考えられないだろうか。意識が広がり未来の部分と一瞬だけ重なりあうようなイメージである。このときに見えるビジョンが「予知」ではないだろうか。その場合、同時に隣り合う宇宙の未来を見てしまうこともあり、微妙に予知がずれる現象が起こることも説明付けられる。さらに未来を見てしまったことでそれを回避する意識が働き「予知がはずれる」といった現象も起こりやすくなるのかもしれない。

全体的無意識と神

さらに続けるならば、意識の移動の図の赤い丸は、上記の図のような集合的な意識である。個人個人の意識はほんのちっぽけな針の先ほどのものであり、その下の個人的無意識、さらにその下の全体的無意識(wiki:集合的無意識 参照)で、個々がつながっているのではないかと思っている。個人的にはこの意識の集合体こそが神の正体だと思っている。世界中にある神々はこのこと、あるいはこの一部を指すのではないだろうか?