ジョン・タイターの予言

2011.08.09

ジョン・タイターはアメリカのオカルト掲示板に現れたタイムトラベラーを自称する人物である。彼は、2000年11月から2001年3月にかけて複数の掲示板やチャットに現れ、タイムトラベルの理論やこれから起こる未来についての姿を説明していった。この未来についての説明が「ジョン・タイターの予言」と呼ばれている。

彼の予言で特徴的なことは、パラレルワールドの存在を肯定していることである。「彼のいた世界」と「現在の世界」とはズレが生じているという。つまり、予言する未来は必ず当たるというものではないということだ。

彼のいた世界では次のようなことが起こったとされている。
http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/133.htmlより引用
○=実際に起こった、△=判断不可、×=起こらなかった、?=これから検証される出来事

  • × 2000年問題によって起きた災害や混乱が、後の内戦の火種となる。
  • △ CERNが2001年近辺にタイムトラベルの基礎理論を発見し、研究を開始する。
  • ○ イラクが核兵器を隠しているという理由で「第2次湾岸戦争」が勃発する。
  • ○ アメリカ国内でも狂牛病が発生する。
  • ○ 中国人が宇宙に進出する。
  • ○ 新しいローマ教皇が誕生する。
  • × 世界オリンピックは2004年度の大会が最後となり、2040年度にようやく復活する。
  • × 2005年:アメリカが内戦状態になる。
  • △ 2007年:中国、内陸部で暴動勃発、軍が治安出動、中国で人民解放軍が暴走し始める
  • × 2008年:日本、平成関東大震災発生
  • × 2008年:アメリカ合衆国の都市部で急激に警察国家化が進み、都市内部と都市外部で内部抗争発生。
  • × 2009年:中国による台湾・北朝鮮・韓国・日本への侵攻。
  • × 2009年:アメリカで初の女性大統領が誕生
  • ? 2011年:アメリカ合衆国政府解体。
  • ? 2012年:アメリカ連邦帝国樹立。
  • ? 2015年:第三次世界大戦勃発(ロシアがアメリカ・ヨーロッパ連合・中国に対して核戦争を仕掛ける)
         ロシア連邦が反乱部隊の援助という名目でアメリカに核爆弾を投下。核戦争となる
         中国によって台湾・北朝鮮・韓国・日本を強引に併合化。
         後にオーストラリアが中国を撃退するが、中国はロシアの攻撃により半壊滅状態になる。
         ヨーロッパ諸国もロシアによりほぼ壊滅するもアメリカが撃退しロシア連邦が崩壊する。
  • ? 2017年:30億人の死者を出した末に 大戦はロシアの勝利に終わる
  • ? 2020年:アメリカ都市部の敗北によりアメリカの内戦が終わる。
  •      ロシアの援助によって、新合衆国政府が打ち立てられ、アメリカに新憲法が制定される
         アメリカの地方区分は、現在の州ではなくなる。分裂したときの5勢力で構成され、
         社会主義国家に近くなる。内戦後の生存者は図書館や大学の周りに集結してコミュニティ
         を形成している。新たな連邦政府は首都を現在のネブラスカ州・オマハに置いている。
         アメリカ以外のほとんどの国も社会主義国家のような体制になっていく。

  • ? 2034年:タイムマシンが実用化。
  • ? 2040年:オリンピックが復活する予定(2036年現在)

タイムトラベラーという荒唐無稽な点と、オカルト掲示板に現れたという点から信憑性はほとんどなさそうに思える。また、予言も的中していないことが多いのだが、その内容としては今となってはありそうなことが並んでいることに気づく。宇宙はパラレルワールドからなるというエヴァレットの多世界解釈について言及してることも面白い。

個人的には、ジョン・タイターの信憑性はともかく、予言と多次元解釈の関係の部分に興味が沸く。未来から来た人物がその祖先を殺したらどうなるかというパラドックスも、このパラレルワールドの理論を使えば解消できるのだ。同じように予言された瞬間に人々の行動が変わり未来が変わるという考えは間違っていないような気がする。(予言の検証が出来なくなることが難点ではあるが・・)



ジョン・タイターの予言の評価
説得力★★
陰謀的★★
お金儲け的★★
名声狙い・愉快犯的★★★★★

※この評価は個人的な感想です。