ジェラルド・セレンテ氏の2012年未来予報とジャック・アタリ氏の予言

2011.12.24

これは霊感的な予言とは違うものだと思うが、未来の世界の様子を的中させてきた人物がいる。「未来予報氏」と自ら名乗るジェラルド・セレンテ氏である。下記のサイトに彼が過去的中させてきた出来事がリストアップされており、その予測には目を見張るものがある。
http://www.trendsresearch.com/forecast.php
その予測の精度はどこからやってくるのかの答えについては、どうやら陰謀論的な理由がしっくりくるようである。

以下に最新の2012年の未来予測を記載しておく。

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1044.html

1)経済戒厳令(Economic Martial Law):
経済情勢、地政学的な条件から、中央銀行と世界政府(まだ表立って出てきていないが)は、しかるべき時に経済戒厳令を布く計画を持っています。
経済戒厳令の次の段階では、軍事戒厳令が布かれる可能性があります。

2)アメリカは戦場(Battlefield America):
大統領のペンの一筆で、※国防認可法(the National Defense Authorization Act=NDAA)の最初のバージョンから、(不要な)文言が取り外され、大統領権限によって、大統領自身が裁判官、陪審員および死刑執行人として働くことができるように承認されてしまいました。
市民のみなさん!戦場「アメリカ」へようこそ!

※国防認可法(the National Defense Authorization Act=NDAA)

「軍がテロ容疑者とみなす誰でもを、世界中のどこでも、罪状も裁判もなしで投獄する権利を軍に与える条項があります。同法案は事実上、軍が“戦場”とみなす定義を、世界中のどこでも、たとえ米国内であっても拡大するというものです」。
ソース:Democracy Now!

3)「the Occtupy」の侵略(Invasion of the Occtupy):
15年前、ジェラルド・セレンテは、彼の書いた「Trends 2000」という本の中で、新千年紀の最初の頃に、ウォールストリートに対する抗議運動が牽引されるように起こり、国中に広がるだろう、と予言しています。

4)クライマックスの時(Climax Time):
カード会社は倒産し、2012年には、長年の鬱積によって、今にも暴発しそうになっている社会経済的・地政学的なトレンドの多くが頂点に達することでしょう。

5)テクノクラートが後を引き継ぐ(Technocrat Takeover):
「民主主義は死んだ。テクノクラートが長らえますように!」。

イタリアとギリシャで立て続けに起こった2つの金融クーデターによって、選挙を経ずして二人の人物が国家元首として就任しました。

主流メディアのどこも、その固有名詞が示すものによる「国家と企業の合併」について取り上げていません。
その固有名詞は、ファシズム!

また、ある固有名詞が示すものによる「テクノクラート」についても触れていません。
その固有名詞は、バンカー(銀行家)!

テクノクラートが舵を取っている(世界を動かす実権を持っている)から、舵のない船(カオスの中に置かれた世界)が安全に導かれるというのでしょうか?

6)送り返せ!送り返せ!(Repatriate! Repatriate!):
世界をグローバリゼーションに売り渡すためには、小さいとはいっても、財政的、政治的に非常に強力なグループを必要としました。
そして、世界をグローバリゼーションに売り渡さないようにするには、社会的、有機的な連携を持った市民による大きな運動を必要としました。

“Repatriate! Repatriate!” は、多くの人々の創造的な本能を、多国籍企業の抑圧的な独占に立ち向かわせることになるでしょう。

7)妄想からの離脱(Secession Obsession):
政変の風は、チュニジアからロシアまでの間のどこにでも吹いています。
そこでは、以前には考えもしなかったような政治的選択肢が考えられており、そうした政治の新しい風が、開け放たれた窓から入ってきているのです。

それは、権力を根本から分散すること、インターネットを基本とした直接民主主義、離脱、そして国家の平和的な解散です。
新しい世界の「混乱」という可能性を示しながら。

8)避難所(Safe Havens):
切迫した経済・社会崩壊の兆候が、いよいよ明白になるとともに、新千年紀のサバイバリストの群集は、崩壊によって生じる混乱を、どうやって回避するか、その方法を捜し求めるようになるか、あるいは、すでにそうしていることでしょう。

それらの“オントレンド”は、すでに、ジェラルド・セレンテの3G、つまり「ゴールド、ガン、ゲイトウェイ(逃避)」計画を実行に移すべく、段取りを組んでいます。

9)ビッグ・ブラザー・インターネット:
次の年(2012年)は、インターネットの自由の「終りの始まり」の年になるでしょう。

政府と人々との間には、戦いが起こる。
政府は、インターネット・ユーザーに、ネット空間を“航行”するための運転免許証、あるいは健康証明書のようなものを提示するよう求めるので、そのための新しい認証技術に関する立法を提案するでしょう。

一般の人々にとって、それは、自由がどれくらい狭められるのか、また、政府のコントロールのレベルがどれほどかを示すことになるでしょう。

10)「直接民主主義」対「偽りの民主主義(Direct vs. Faux Democracy)」:
世界の隅々で、反抗的な民衆は、“代わり映えのしない政治“に辟易させられ、変化を求めていることを明らかにしました。

どの政府も、民主主義、独裁政治、君主制、社会主義、共産主義などの形式を取っています。
唯一、実行可能な解決策は、党人派の手から投票を取り返し、直接民主主義を打ち立てることです。
なぜスイスには、それができて、他の国にはできないのでしょう?

11)代替エネルギー2012(Alternative Energy 2012):
福島の雲の下でさえ、原子力の利用は、ウラニウムより著しく安全な燃料と、稼動コストや建設期間が低減・短縮された小型原子炉の導入によって、再び力を取り戻そうとしています。

さらに洗浄剤が新しく作れるのではないか、天然資源から蒸留抽出した(競争価格に基づいている)液体燃料ができるのではないかなどを調査・研究するプロジェクトが進行しています。

12)スタイルで外出する(Going Out in Style):
2012年以降の寒々とした世界では、“手頃な洗練さ”というコンセプトが、製品、流行、音楽、美術および娯楽といったすべてのレベルにおいて、直接吹き込まれることになるでしょう。

米国ビジネスは、賢明にも、それに気がついて、かつてのアメリカがそうであったように、旧時代の品質に対する眠っていたニーズを刺激するでしょう。

ジェラルド・セレンテ氏と同じように未来予測を行う人物に、初代欧州復興開発銀行総裁のジャック・アタリ氏がいる。彼の予言もあわせて記載しておく。

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-989.html

ジャック・アタリ氏のNHKインタビュー

①~⑤まで順序立てて進行せず、もしかすると同時進行になるかもしれない。

①第一の波 「アメリカ支配の崩壊」
アメリカは、自国の赤字解消やインフラ整備のため、世界から撤退。
アメリカにとってかわれば、悲劇が起こる。

②第二の波 「多極型秩序」
G20が良い例で、20カ国がそれぞれ統治する。また、「国家はグローバルな市場よりも弱い」。
各国間の国際協調はグローバルに勝てない。
自国の国益を守るのに精一杯。

③第三の波 「超帝国」
グローバル市場が帝国になり、全てが民営化。
その中で、二つの力が強大になる。

一つ目は、「エンターティメント」国民を大事な物事から目をそらさせるため。
二つ目は、「保険の世界」リスクから身を守るため。

インターネットが人を監視する技術革新が行われる。
政府からインターネットを通じて、厳しく監視される社会になる。
監視の対象は、あくまでも「物」であり、「個人」の自由を損ねるものであってはいけない。

④第四の波 「超紛争」
気候やエネルギーの変化が起こり、様々な地域で紛争がおきる。
誰もコントロールができない。
市場は無秩序化される。

紛争において、ノマド(遊牧民族=定住しない人々)が重要な役割を果たし移動する人が増える。
ノマドは三種類に分けられる。

A)超ノマド(世界中どこでも行ける人、全世界で1千万程度)
B)下層ノマド(非常に貧しい人達全世界で30億人)
C)パーチャルノマド(定住者だが、TVやインターネットで仮想パーチャルを楽しんでいる人達)

全人類において貧困層の拡大がおこる。
市場メカニズムによる方法は失敗する。
痛みで国が混乱。

⑤第五の波 「超民主主義」2060年頃~

別の統治方法が考えられる。
それは、「利他主義」=人は他人を援助することによって幸せになれること。
トランスヒューマンが重要な役割を担い、新しいエリートとなる。